2019.03.18

薬樹ウィルのSDGsへの取り組み

こんにちは。
薬樹ウィルの長沢です。

 

 

花粉の時期になりましたね。

 

マスクを付けている方と、そうでない方で分かれていますね。

 

 

長沢がくしゃみをすると、マスクを付けた方が嬉々として

 

 

 

「ようこそー」

 

 

と身を案じるどころか、歓迎を受けている状態です。

 

 

 

 

さて、みなさんはSDGsについてご存知でしょうか?

 

 

認知度でいうとSDGsを「聞いたことある」19%と、徐々に広がっているようですね。

 

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。

 

持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

 

SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

 

今回は、私たち薬樹ウィルの取組みをお伝えしたく思います。

(抜粋した薬樹株式会社のHPにより詳細が載っております⇒薬樹株式会社SDGsへの取組み

 

持続可能な開発目標(SDGs)

 

薬樹株式会社は、真の「健康」は個人のみならず、社会、自然環境のすべてが満たされている状態であると考え、

 

 

「健康な人・健康な社会・健康な地球」=「健康さんじゅうまる」という健康理念を掲げ、保険調剤薬局業を行っています。

 

安心して暮らせる地球社会、人や国の平等や平和を前提とした経済のあり方など、持続可能な社会を目指すことは企業の社会的責任を果たす上で、必要不可欠な事柄であります。

 

 

また、大気汚染や海洋汚染、気候変動が、人間の暮らしや健康に与える影響は明らかで、私たちは、健康に関わる企業だからこそ地球環境の健康を啓発していく必要があると考えています。

 

 

2015年に国連にて採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」は、我々の健康理念の具体的な行動指針であり大きな目標でもあります。今後もSDGs達成に向けた具体的な活動を行ってまいります。

 

 

人や国の不平等をなくそう

障がい者雇用推進

 

誰もが一人では生きていけないように、誰もが強さと弱さを併せ持つように、社会の根本が「つながり」と「共生」であるならば、むしろ、「障がい」とは私たち自身の心の中に存在する「壁」なのかも知れません。

「健康さんじゅうまる」は薬樹グループが掲げるブランド・ステートメントです。

 

特例子会社薬樹ウィルでは、その中でも、「健康な社会:地球や人とのつながり、多様性の享受、公正なしくみ」の実現へ向け、具体的な社会課題として「障がい者雇用の推進と自立支援」を掲げました。

 

できないことに着目するのではなく、個々の「できること」をどうやって伸ばすかということに注力し、自立して生きる力を養うことを目標に日々取り組んでいます。

 

薬樹ウィル以外のグループ会社においても障がいのある方を雇用しており、薬樹グループ全体での障がい者法定雇用率は3.4%です。(2019年3月1日現在)

 

 

 

つくる責任つかう責任・気候変動に具体的な対策を・平和と公正をすべての人に

 

 

エコステーション活動

 

資源循環型社会を目指し、リサイクルを目的とした資源ゴミ回収を行うエコステーションを薬樹薬局の店頭で10年間継続しています。

 

1.ペットボトルキャップ

 

協力進栄化成株式会社、認定NPO法人世界の子どもへワクチンを日本委員会

 

ペットボトルキャップをリサイクル業者へ販売し、その収益を途上国のワクチン代として寄付する取り組みは、エコキャップ活動として皆さんもご存知のことと思います。

 

年間で346万個(ワクチン換算:4,000人分)が集まります。CO2削減量に換算すると約25,380kgとなります。(2017年度実績)

 

 

2.古着

 

協力NPO法人テラ・ルネッサンス、株式会社AKIRA、特例子会社薬樹ウィル

 

まだ着られる衣類に限定して回収し、リユース業者への売却。その収益は国際人道支援を行うNPO法人へ寄付され、アフリカの内紛に巻き込まれた元こども兵の社会復帰支援や地雷除去などに役立てられます。

 

 

アフリカの内紛は、レアメタルや石油など限りある資源の奪い合いが原因となっていることが多いため、お客様や地域の方々に資源循環の認識を持っていただくことも私たちの役割です。

 

 

年間でこども服が1,255着、成人用が段ボール39箱分集まり、 約175㎡の土地の地雷・不発弾撤去を支援(ラオス・カンボジア)、または元こども兵社会復帰支援センター350食分(ウガンダ)に相当する寄付をすることができました。(2017年度実績)

 

 

 

 

3.使用済み天ぷら油

 

協力株式会社ユーズ(TOKYO油田2017)

 

「使用済み天ぷら油」のリサイクルは、海洋汚染防止に繋がる・空気汚染の少ないバイオディーゼル燃料へと生まれ変わる、など「暮らしや健康」と「地球環境」の繋がりを理解するわかりやすい事例でもあります。

 

 

集まった廃油は「TOKYO油田2017プロジェクト(株式会社ユーズ)」へお渡しし、バイオディーゼル燃料や石鹸にリサイクルされています。

 

 

年間で4,900リットルが集まり、 CO2削減量に換算すると約10,490Kgとなります。(2017年度実績)

 

 

 

 

社会課題や多様な問題を、薬樹ウィルとしてはもちろん、

一個人として、まずは小さなことからでも動いていきたいと思います。

 

 

それではこのへんで。

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長沢 健司

KENJI NAGASAWA

大学卒業後、バンド活動をしながら雑貨屋で働く
2010年、福祉未経験で薬樹ウィルに入社
一人娘と音楽を溺愛